04 / HISTORY

会社の歩み明石硝子店から、株式会社明石硝子工業所へ

明石硝子店 創業明治40年株式会社 設立昭和36年
1907明治40年

明石硝子店 創業

江戸時代から続く鍛冶職の九代目・金右門から、十代目・太蔵へ。太蔵は明治40年、明石硝子店を創業しました。建築用板硝子、光学硝子、特殊硝子の販売を始め、素材は鍛冶から硝子へ変わっても、加工し、形にし、現場へ納めるものづくりの系譜は、現在まで続いています。

戦前の明石硝子店とオオタOD型トラック
戦前の明石硝子店と作業用トラック。昭和12年頃から昭和19年3月の戦災以前に撮影されたものとみられる。車両はオオタOD型トラック。
1940—43昭和15—18年

精密硝子加工へ

東京都水道局指定工場としてメーター用硝子の製作・納入を開始。続いて双眼鏡用レンズ及びプリズムの成型研磨を行い、戦時下の要請に応じて軍へ納入しました。

1944昭和19年

戦災による焼失

昭和19年3月、戦災により店舗・工場・倉庫を焼失しました。

1946昭和21年

戦後の事業再開

明石實が事業を継承し、墨田区緑町で再開。昭和23年には営業所を移転し、工場を改築しました。

事業再開後の明石硝子店 正面外観
事業再開後の明石硝子店 斜めから見た外観
事業再開後の明石硝子店と周辺の街並み
事業再開後の明石硝子店 1 / 3
1961昭和36年

株式会社 明石硝子工業所へ

株式会社へ改組。明石硝子店から続いた仕事は、株式会社明石硝子工業所とユニオンガラスの二つへ分社化。ユニオンガラスは時計用サファイアガラスの製造を引き継ぎ、明石硝子工業所は大板ガラスを扱い、のちにアルミサッシ、店舗フロントへと仕事を展開しました。

新社屋竣工時に挨拶する明石忠義
新社屋竣工時、挨拶に立つ明石忠義
新社屋竣工時の祝賀会
新社屋竣工時の祝賀会
2005—承継

会社を守り、次へつなぐ

明石哲也の急逝後、社員と家族が会社を守り、俊子、はるみへ承継。龍之介はLIXILでビルフロント営業を経験した後、会社へ戻りました。

NOW現在

古い社屋に、現在の技術を重ねる

店舗用アルミフロントを主軸に、サッシ、硝子、建具、排煙窓などを扱う多能工の会社へ。木造社屋を残しながら工場を改修し、NC加工設備を導入しています。

現在につながる社屋外観
現社屋 / 写真は差し替え予定
現在の工場とNC加工機
現在の工場
INHERITED GLASS

同じ硝子を、
三度納め直す。

明石硝子店の入口引戸に納められていた、金文字の社名硝子。

社屋建替え時には事務所入口の木製建具へ。さらに現在の社屋改修では、フロントコンテスト受賞作のアルミフロントへ。建物と建具が変わるたび、同じ一枚を寸法から考え直し、三度納め直してきました。

  1. 01FIRST INSTALLATION

    明石硝子店
    入口引戸

    最初に納められていた、旧店舗の木製引戸。

    明石硝子店の入口引戸前で撮影された家族写真
    旧店舗入口引戸に残る金文字硝子の拡大
    金文字の社名硝子
  2. 02SECOND INSTALLATION

    新社屋
    事務所入口

    社屋建替え後、室内の木製建具へ移して再使用。

    新社屋事務所入口の木製建具と金文字硝子
    事務所入口の金文字硝子
    事務所入口の金文字硝子の正面
    新社屋事務所内で使われていた金文字硝子
  3. 03THIRD INSTALLATION

    現在の社屋改修
    アルミフロント

    現在は、受賞サッシの中心となる硝子として三度目の建具へ。

    現在のアルミフロントに納められた金文字硝子
    フロントコンテスト受賞サッシ